
1手が止まらない 17
2達成感 15
3読みやすさ 12
4どんでん返し、伏線 18
5推理する楽しさ 20
おすすめ度 計 82点
あらすじ
最愛の妹が偽装を施され殺害された。兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友、もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。
※引用 東野圭吾著 どちらかが彼女を殺した
「…いや、タイトルとあらすじだけですでにめちゃくちゃ面白いやんけ!!!」
もう読み始める前から興奮状態でした。(笑)
読み終わってみての感想ですが、
「内容はそれ以上に面白いやんけ…」
でした。(笑)
いや、もう、設定も内容も最高でした!
この本に感じた3文字
復讐 迫 謎
最愛の妹を殺された兄・康正は「復讐」に燃え、真犯人に「迫」っていくものの、いくつもの「謎」に立ちふさがれます。また、復讐は何も生まないと阻止しようとする、加賀恭一郎の格好良すぎる行動にも大注目です。
読んでみて
加賀恭一郎格好良すぎるし、伏線多すぎるけど全部繋がっていくの気持ち良すぎるし、結局読み終わっても犯人どっちかわからなくてモヤモヤするし…もう、とりあえず最高でした。(笑)
不特定多数の中から犯人は誰だろうといったよう推理していくのが普通の推理小説であるにも関わらず、早めに容疑者を2人にしぼるものの、最後の最後になっても犯人が明らかにならないって…もう面白すぎて常識なんてどうでもいいですね。(笑)
しかし、しっかりとしっかりと読み込めば犯人を特定できちゃうんですよねー。こんな設定を作ってしまう東野圭吾さん、すごすぎます。
この本の最後には袋とじで推理の手引きなるものが付いているのですが、自分で推理し、犯人を特定したい!という人、ぜひこれを見ずに自分で事件を解決し、とてつもない達成感を味わってみてください!
(ちなみに自分は推理の手引きを読んだけど、ものすごい達成感を味わうことができました。(笑))
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