歪笑小説

東野圭吾
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1手が止まらない     18

2達成感         14

3読みやすさ       18

4どんでん返し、伏線   13

5その他         28

おすすめ度 計 81点

あらすじ

新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身辺は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載!

※引用 東野圭吾著 歪笑小説

こちらの作品は12の繋がったショートストーリーで構成されています。

歪笑小説というタイトルの通り、一風変わったブラックな笑いが盛りだくさんでした!

読んでみて

「良い意味で東野圭吾さんっぽくなくて、非常に読みやすいな。」

と最初思っていました。この作品をただのコメディ小説と勘違いしていたからですね。というのも、「伝説の男」や、「夢の映像化」、「罪な女」は海外のコメディをモチーフにしたかのような物語なのです。しかし、「最終候補」から急に雰囲気が変わり、作家の苦労を訴えかけているような物語となっていました。また、次の「小説誌」では、東野さんの本音というか、小説家を代表して世間に作家と出版社の闇を訴えかけているように感じました。

序盤の物語が非常に読みやすく軽かっただけに、読みごたえがあり、強く印象に残りやすい作りになっているのではないでしょうか。

そんな中、私は特に「天敵」が好きでした。

伏線回収、大どんでん返し、読み終わった後のすっきり…といった、東野さんの作品を読んでいることを思い出させるような、そんな物語でした。

私のような、小説家の世界を何も知らない者にとって、その道の苦労や悩みを知る良い機会となり非常に刺激を受ける作品でした。特に、作家の世界を何も知らない人にはぜひ読んでいただきたいです!

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