・約8%のエネルギー自給率
日本は世界第4位のエネルギー消費大国でありながら、エネルギー自給率はたったの8%です。これは先進国のなかでもかなり低く、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

出典 IEA [Energy Balance of OECD Countries 2017]
ちなみに、エネルギー消費量上位4か国の自給率は以下のようになっています。
1位 中国 エネルギー自給率:84%
2位 アメリカ エネルギー自給率:92%
3位 インド エネルギー自給率:65%
4位 日本 エネルギー自給率:8%
中でも大きく依存しているのが、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料です。1973年に第一次オイルショックをはじめとするエネルギー危機を経験した日本では、それ以降化石燃料に頼り過ぎない社会づくりを進めてきました。
しかし、2011年の東日本大震災後に全ての原子力発電所が停止した影響もあり、2016年には化石燃料の依存度が89%となっています。

ほぼ化石燃料でまかなっている状態ですね。こりゃ、二酸化炭素の放出量も膨大になりなすよね。
実際、こうした化石燃料の使用は環境問題に密接に関係しています。東日本大震災以降の日本では、化石燃料の利用が増えることによって、温室効果ガスの排出量が増加しています。
化石燃料の中では比較的クリーンな天然ガス(LNG)利用の増加、火力発電の高効率化による温室効果ガス低減などの努力が進められており、排出量は2013年度に過去最高を記録した後は減少に転じていますが、まだまだ削減に向けた努力が必要です。

出典 総合エネルギー統計、環境行動計画(電気事業連合会)、日本の温室効果ガス排出量の算定結果(環境省)を基に作成
こうした動向の中、日本では再生可能エネルギー(今後は新エネルギーと呼びます。)の開発と普及が進んでいます!
といっても、ほとんどの人が新エネルギーについての知識をあまり持っていないと思います。
そのため、もっともっと新エネルギーについて皆さんに知っていただけるよう、情報を共有していければ良いなと思っています!!
2018―日本が抱えているエネルギー問題 (資源エネルギー庁)
https://www.enecho.meti.go.jp › special › johoteikyo › energyissue2018
を加工して作成
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