
1手が止まらない 16
2達成感 15
3読みやすさ 16
4どんでん返し、伏線 18
5コメディ 20
おすすめ度 計 85点
あらすじ
夏休みを派編み玻璃ヶ浦のある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう一人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とはー。
※引用 東野圭吾著 真夏の方程式
読んでみて
ガリレオシリーズ第六作、“真夏の方程式”です!
読み終わった感想としては
「気持ちの良いモヤモヤ感が残る」
といった感じでしょうか。(笑)
登場人物の大半が何かを隠し、そして事件が解決した後の人生もその何かを心の奥にしまいながら生きなければならない…。登場人物の今後も気になってしまう作品でした。
また、この大事件に数多くの人々が関係しているのですが、本当の意味で悪人は一人もいないという点も良い意味でモヤモヤします。(笑)
そういった様々な要素を含め、最後の最後に湯川が少年に対してものすごい優しさを見せる場面があるんですが、このシーンが非常に心に沁みます。
いやー、面白かったです!!
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