虚像の道化師

ガリレオシリーズ
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1手が止まらない     16

2達成感         15

3読みやすさ       15

4どんでん返し、伏線   18

5バラエティ       20

おすすめ度 計 84

あらすじ

第一章 幻惑す 惑わす

 「週刊トライ」の記者・里中奈美は特殊能力を持つ教祖がいるという宗教法人「クアイの会」に取材に来ていた。その取材中、教祖の連崎が「裏切者がいる」と言い出す。裏切り者とされたのは第五部長であった。裏切りを認めない第五部長に対して、特殊能力を使い魂の浄化をするために瞑想を始める。すると、第五部長は悲鳴を上げ苦しみだした。そしてついには窓から飛び降りてしまい、死亡していた。念じるだけで人を死に追い込むことができるのか??

第二章 透視す みとおす

 草薙は湯川を銀座のクラブ「ハーブ」に連れてきた。そこで湯川は透視能力を持つホステスと出会う。しかし彼女はこの超能力のせいで悲惨な事件に巻き込まれてしまう。

この事件で彼女の能力についてだけではなく、彼女の心までも明らかになる。

第三章 心聴る きこえる

 病院で暴れている男性を取り押さえた草薙は、抵抗する男に腹部を刺されて重傷を負った。暴れたのは加山という男性で、彼の供述によると、最近幻聴に悩まされ診察してもらおうと病院に来たものの、病院でまで幻聴が聞こえてパニックに陥ったという。ただ、この傷害事件は、他の事件と妙な接点があった。

特定の個人だけに幻聴を聞かせることは可能なのか??

第四章 曲球る まがる

 プロ野球選手である柳沢の妻が強盗殺人に遭い亡くなった。引退を進めていた妻を失ったことで現役を続行しようと決意するものの、調子が一向に上がらない。崩れたフォームに原因があると考え、湯川に科学の力でフォームの改善に協力してもらい、フォームは改善されるものの、ピッチングは全盛期の頃には及ばない。精神的なものが原因にようだ。

殺人現場に残されていた時計から、湯川は柳沢の妻の本心を解き明かす。彼女の本心は??それを知った柳沢は…。

第五章 念波る おくる

 「胸騒ぎがする…。」双子の妹・春菜は、姉の若菜が自宅で何者かに襲われたことをテレパシーで知ったと言う。テレパシーに興味を持った(?)湯川は、「私たちは繋がっている」という言葉に興味を持ち、彼女らのテレパシーの正体を見破る。

第六章 偽装る よそおう

 湯川と草薙は、学生時代のバトミントン部の仲間の結婚式に参加するために、一緒に山奥の結婚式場に向かった。しかし、その結婚式の途中で、式場近くの別荘で殺人事件があったことを知る。地元の警察がすぐに現場に駆け付けられないため、草薙が捜査をすることに。

草薙が撮影した写真に違和感を覚えた湯川は、この殺人現場が偽装されていることに気づく。一体何のために??

第七章 演技る えんじる

 神原敦子は、駒井良介を殺し、殺人現場で偽装工作を施した。しかし、この偽装はすごに警察に見破られてしまう。しかし、なぜか違和感だけが残る。

殺人現場に堂々と残されたナイフに疑問を持った湯川が、神原敦子の真の偽装を暴く。

読んでみて

 ガリレオシリーズ第七作、“虚像の道化師”です! 元々、虚像の道化師4話、禁断の魔術4話で構成されていたそうですが、ガリレオシリーズ第八作となる禁断の魔術で、1つの話を長編にしたため、こちろの作品は7つの物語で構成された、なんとも贅沢な作品でした!!

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