
1手が止まらない 13
2達成感 15
3読みやすさ 12
4どんでん返し、伏線 18
5あらすじ 16
おすすめ度 計 74点
あらすじ
卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。心やさしき大学生名探偵。加賀恭一郎と親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。そして、第二の事件が起こる。その事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。
読んでみて
加賀恭一郎シリーズの第一作目、「卒業」です。加賀恭一郎シリーズは、東野圭吾さんファンなら必ず読んでいるといっていいほどの大人気シリーズです!
雪月花之式という、実在する茶道のゲームのようなものが本作品で重要なカギを握っているもですが、本作品では図を用いて丁寧に雪月花之式の説明がなされています。
また、密室殺人の現場の模式図が描かれており、読みながら自分でも推理に加わることができます。ただ、この推理がかなり難しいです。(笑)状況を把握するだけで一苦労です。
興味がある方はぜひ推理しながらじっくりと読み込んでみていただきたいです!
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