赤い指

加賀恭一郎シリーズ
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1手が止まらない     19

2達成感         18

3読みやすさ       16

4どんでん返し、伏線   20

5あらすじ        18

おすすめ度 計 91

あらすじ

 少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼らを狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等の手によって明かされなければならない。」刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。

※引用 東野圭吾著 赤い指

読んでみて

 加賀恭一郎シリーズ第七作、「赤い指」です!

率直な感想として、

「これこれこれー!待ってましたー!!!」

って感じでした。(笑)

前作が短編集で、加賀恭一郎シリーズの肝である人間ドラマを少し淡白に感じてしまっていただけに、本作は犯罪に隠された人間ドラマを思う存分味わうことができて大満足でした!

前原家の長男・直巳は自宅で少女を殺害してしまいます。父・昭夫は自首させようとするものの、母・八重子は何とか息子を庇おうとします。両親がこんな悪夢のような時間を過ごしている中、直巳は事件を他人事、ましてや両親のせいにします。

「こんなバカ息子さっさと警察に突き出してしまえ!!!」

と思うんですが、こんな時でも息子の今後のことを考え、庇ってしまうのが親なんでしょうね。

死体の処理も父が行うのですが、今回は証拠隠滅が割とぞんざいなんですよね。

そのせいで、早めに加賀の目をつけられてしまいます。

しかーし、ここからが面白い!

これから、犯罪を隠蔽するという上辺だけの親の愛情ではなく、本当の親の愛を目の当たりにします。

本当の家族はこういうもんなんだなと考えさせられます。

本作品を読まずして加賀恭一郎シリーズは語れないんじゃないかと思えるくらい、傑作でした。超おすすめです!ぜひ読んでみてください!!

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