
1手が止まらない 14
2達成感 14
3読みやすさ 16
4どんでん返し、伏線 16
5あらすじ 17
おすすめ度 計 77点
あらすじ
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
※引用 東野圭吾著 新参者
読んでみて
加賀恭一郎シリーズ第八作、「新参者」です!
本作品は1つの殺人事件を追う様子を、9つの短編小説で描いています。一つ一つのストーリーにそこまで強いつながりはないものの、加賀恭一郎の人間性が至る所にちりばめられており、このシリーズの醍醐味である、人間ドラマが満喫できる作品となっています。
やはり私は加賀恭一郎シリーズは短編ではなく、長編物が好きなようです。
このシリーズを読んでみたいと思われている方は、長編である「悪意」や、「赤い指」から読まれることをおすすめします。
ただ、最後の加賀恭一郎のセリフの
「ただの新参者です」
にはしびれました。やっぱりかっこよすぎです…(笑)。
加賀恭一郎ファンにはたまらない作品でした!!
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